【概要】九州大学病院のリハビリテーション部門は、リハビリテーション部、顔面口腔外科領域、耳鼻咽喉科領域、精神科神経科領域、心療内科領域、がんセンター緩和ケア領域、眼科領域と多岐にわたります。各領域とも、経験豊富な専門のセラピストが患者様の社会復帰を目指し、全力で取り組ませていただきます。  

【スタッフ】

リハビリテーション部:医師3名、理学療法士20名、作業療法士6名、言語聴覚士2名

顔面口腔外科領域:言語聴覚士1名

耳鼻咽喉科領域:言語聴覚士5名(聴覚訓練3名、嚥下訓練2名)

精神科神経科領域:臨床心理士3名 (作業療法士5名、精神保健福祉士2名)

子どものこころの診療部:臨床心理士2名

心療内科領域:臨床心理士3名

がんセンター緩和ケア領域:臨床心理士1名

総合周産母子医療センター:臨床心理士1名

神経内科領域:臨床心理士1名

(認知症センター:精神保健福祉士1名)

眼科領域:視能訓練士10名

【業務内容・特色】

◆リハビリテーション部

リハビリテーション部部長・整形外科教授、中島康晴教授、医師3名、理学療法士20名、作業療法士6名、言語聴覚士2名がそれぞれの職能を活かしてリハ診療を行っています。整形外科疾患が過半数を占めますが、脳神経外科や神経内科疾患、心臓外科手術後や循環器内科の心臓リハ、臓器移植後や外傷後のICUでの急性期リハ、NICUでの赤ちゃんの発達促進など、各診療科の多様なニーズにお応えしています。診療患者数は毎日200名、年間ではのべ5万名で増加中です。

詳しくはホームページをご覧ください。

九州大学病院リハビリテーション部 https://www.med.kyushu-u.ac.jp/reha/

理学療法室

作業療法室

言語療法室

◆顔面口腔外科領域

歯科領域に関わる対象の方を言語聴覚士1名で担当しています。主に口唇口蓋裂のお子さんの言語訓練をしています。また、口腔腫瘍の方や、舌小帯強直症なども歯科の先生方と一緒にみさせていただくことも多いです。その他言語発達遅滞の方や小児の摂食嚥下障害の方を訓練させていただくこともあります。

◆耳鼻咽喉科領域

●聴覚訓練

耳疾患、平衡機能障害、顔面神経麻痺等の疾患の方を対象に、言語聴覚士3名で担当しています。純音聴力検査をはじめとする様々な検査や人工内耳装用児・者の方々への言語聴覚訓練が主な業務内容です。特に人工内耳装用児・者に対する手術前後の言語聴覚訓練を行っている施設は全国的にも限られており、福岡県には4施設ありそのうちの1つが当科となっております。訓練によって言語獲得後に失聴した方には音声言語を用いたコミュニケーションの回復をめざし、言語獲得前や言語獲得途中に失聴しているお子さんに関しては音声言語の獲得を目指します。

聴覚領域の成人の方のマッピング風景

●音声・嚥下訓練

摂食嚥下・音声を担当している言語聴覚士は2名います。食べることに困っている方に対し、誤嚥なく食事が食べられるようになるための訓練・指導を行っています。また、発声障害の方に対しては、発声そのものに対する直接的な訓練・声の衛生指導を行います。

音声・嚥下訓練

◆ブレインセンター

認知機能、高次脳機能等に関する神経心理検査を中心とした各種心理検査を実施しており、各診療科配属の臨床心理士5名が兼務しています。また、難病を抱えた患者様への心のケアとして、外来や病棟ベッドサイドでの心理相談を週に1日、専任の臨床心理士が行っています。

◆精神科神経科

臨床心理士2名、作業療法士2名、精神保健福祉士2名がそれぞれの職能を生かし、また多職種の協働チームとして精神科治療を支えています。

臨床心理士は各種の心理検査や面接を通して心理アセスメントを行い、患者様の問題や課題などを明らかにし、適切な援助方法を総合的に判断します。また、必要に応じて臨床心理学的技法を用いて、患者様それぞれに応じた問題の克服や困難の軽減にむけた心理面接やその他の心理支援を行います。

精神科リハビリテーションとしては、作業療法士が中心となって、患者様の病状の安定及び生活機能の回復を図り、生活の質の向上させることを目的とした精神科作業療法とデイケアを行っています。患者様だけではなく、患者様を取り巻く周辺環境への働きかけも含めた包括的支援を行っています。

精神保健福祉士は、入院中もしくは外来通院中の患者様が抱えている生活問題や社会問題の解決に向けての援助を主としており、個別の相談業務、退院支援、他機関連携等を行い、患者様が安心して地域にて生活できるよう支援を行っています。

心理検査

デイケア

◆子どものこころの診療部

情緒や行動上の問題をもつ児童思春期のお子様と家族を対象とした専門外来で、臨床心理士2名で担当しています。心理学的評価を通してお子様の理解を深めるとともに、カウンセリングやプレイセラピーなどを行います。

プレイセラピー

◆心療内科領域

心療内科の臨床心理士は3名います。初めて心療内科を受診した患者様の症状や問題に心理的なことが関係しているのか評価(インテーク面接)、症状や問題の改善のための心理療法、そして心身の状態をチェックするための心理テストを行っています。

心療内科領域

◆がんセンター緩和ケア領域

臨床心理士1名で担当しています。がんが疑われてからの不安や戸惑い、告知後の心の反応、治療へのつらい気持ち、今後の生活・人生の過ごし方など、それぞれの過程において一人ひとり異なる心の在り様があります。その中でよりその人らしく考え選択し、過ごしていけるように他職種と連携を図りながらご本人・ご家族に対して心理支援を行っています。

詳しくは ホームページをご覧ください。

九州大学病院がんセンター  http://www.gan.med.kyushu-u.ac.jp/index.php

◆周産期領域

●総合周産期母子医療センター

総合周産期母子医療センターの臨床心理士は2名います。1名はNICU担当、もう1名はNICU発達検査を外来で担当しています。

出産前に赤ちゃんに病気がみつかったり、早産になりそうだったりして動揺されたりしている家族がいる場合は、出産前に話を聞きながら、心理面のサポートを行っています。赤ちゃんがNICUに入院になった家族の心配や不安を聞き、親子の関係性の構築と育みを支援しています。亡くなっていく赤ちゃんの看取りにご一緒したり、その後のグリーフケアも行っています。NICUを退院した子どもの発達もフォローアップ外来にて継続してみています。

◆眼科領域

 当院には10名の視能訓練士が在籍しています。眼科一般検査の他に、臨床試験や治験にも携わり、最先端の医療機器を使用した検査を幅広く行っています。

私たちは医師と連携をとり、エビデンスに基づく医療実践のため、一人一人が責任を持って検査に携わっています。各機器の特性を把握し、正確に検査を行うことで迅速な診断や治療に繋げていくことをスタッフ一同心掛けています。

 

第60回日本視能矯正学会

開催概要
 会 期 2019年11月30日(土)〜12月1日(日)
 会 場 福岡国際会議場
 学会長 瀬戸寛子
名誉会長 園田康平
 主 催 公益社団法人日本視能訓練士協会
 後 援 福岡眼科医会、九州眼科医会

本学会を九州大学病院が担当します。

http://www.congre.co.jp/60co/