◆概要
ME機器室は、ME機器を院内で中央化し、円滑かつ効率的で安全なME機器の管理・運用を目指しています。2015年4月より、臨床工学技士が1名常駐いたしました。ME機器の点検・修理はもちろん、臨床技術支援として、手術室での体性感覚誘発電位(SEP)・運動誘発電位(MEP)のセットアップや術中のME機器のトラブル対応をはじめ、内視鏡室でのファイバースコープのセットアップ、院内でのME機器トラブル対応を行っています。また、病棟での人工呼吸器や腹水濾過濃縮再静注法(CART)の操作・管理など、業務範囲は外来を含め病院全体を対象にしています。
◆職員数
臨床工学技士:1名
◆業務内容
手術室
・手術前の麻酔器、バイタルモニタ、除細動器などの日常点検(使用前点検)や関連物品の確認。
・定期点検は、麻酔器など点検表に基づき整備を行い、早期の異常発見と精度管理に努める。
・麻酔器など専門性が高い特殊装置については計画的なメーカー定期点検を行う。
・手術中のME機器トラブルの速やかな解決。
・体性感覚誘発電位(SEP)・運動誘発電位(MEP)のセットアップ。
・その他(ME機器の勉強会など)
内視鏡室
・検査前・・・内視鏡カメラ準備(上部・下部・ERCPなど)
・検査後・・・内視鏡カメラ洗浄
・超音波内視鏡検査の補助
・その他
ME機器室
・ME機器の中央管理(人工呼吸器・各種ポンプ・バイタルサインモニタ・除細動器(AED含む)・超音波ネブライザーなど)
・院内のME機器のトラブル対応
・他職種への勉強会/研修会などの開催
その他
・年2回以上の医療安全管理研修会の実施(講師)
・看護部主催の院内研修サポートなど
・会議への参加(医療機器安全管理委員会・医療機器材料委員会・病院運営委員会・医療技術部共同研究・再開発WGなど)